《協働福祉講座》 [平成17年10月8日(月)、本郷地区センターにて]
平成17年10月8日(月)、本郷地区センターにて本郷中央地区福祉協議会、本郷中央連合町内会・自治会、栄区社会福祉協議会、本郷中央地区支え合い連絡会 | 及び横浜市桂台地域ケアプラザ共催で“安心で安全な町づくりの為に”協働福祉講座「わが町の防犯対策」が開催されました。 | |
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本郷中央地区社会福祉協議会会長亀澤弘氏と本郷中央連合町内会・自治会会長野村政晴氏のご挨拶に引き続き、講座を開始しました。 湘南桂台自治会の防犯への取り組み、警察や防犯協会からの |
コメント(講義)後、グループに分かれ、身近にあった被害、わが町は安全か? 防犯への地域のの取り組み、などにつき討議し、発表しました。 |
@現場からのレポート「安心パトロールから挨拶運動への展開」 湘南桂台自治会会長 梅津三彌氏
湘南桂台では、住民一人一人が自ら行動することを基本に、すべての住民が安心して暮らせる安全な町作りを目指しています。その一環として2003年12月から、安心パトロールを開始、ブロックごとに最低月2回昼時間と夜間に自主性をもって実施しています。パトロールの効用は防犯面だけにとどまらず、挨拶や街の様々な状況の点検などにより、いろいろな人と知り合いになったり、街の不具合を早めに改善できるなどにも及んでいます。 | 昨年(2004年)の総会で、一声挨拶運動の提案があり、実施しました。朝の「お早うございます」昼の「こんにちは」夕の「こんばんは」の挨拶、子供達には、「行ってらっしゃい」、「お帰りなさい」などの声を掛け合うことによって、皆さんが気持ちよく、安心して、暮らせて、防犯にも役立ち、ご近所の人の輪(和)も広がっていく街づくりを進めています。 | ![]() |
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A警察からのコメント「地域での被害状況とより良い対策」 栄警察署生活安全課 佐藤 拓哉氏
![]() ◆車上荒らしや自販機荒らしは減少傾向であるが、空き巣が多く、区内で140件発生した。窓ガラスをドライバーで割って侵入する手口が一番多いが、その際、缶ジュースを開けた程度の音しか発生しない為、近所の人も気づかない場合が多い。 ◆区内には21人の防犯指導員がおり、広報部会を経由して、被害状況、日時、発生場所などを防犯指導員から自治会に報告してもらえる様になっている。 ◆35町会で防犯パトロール等の取り組みがあり、犯罪発生防止の抑止力となっている。 ●最近の傾向 (1)竹ざお商法(詐欺的商法) 「20年前のお値段です!」と安価さを想像させて、実際には高く(一例:2本で8万円)売りつけられる危険が大きい詐欺的商法ですが、自分から呼び止めたら、クーリングオフの対象にはならないので注意する。 |
(2)振り込め詐欺 平成14年はやたらと多かったが、減少傾向にある。犯人側は常に新たな手口[息子(夫)が痴漢、横領、借金の保証人など]で迫ってくるので注意する。銀行にも振り込みする前に防止できる様協力を依頼している。 ●防犯パトロール上での留意点 不審者を見かけた場合、「どちらをおさがしですか?」程度の声掛けは必要である、また、不審車両を見かけた場合は、車のナンバーを控え、通報するよう心掛けるが、それ以上のことはトラブルの元となるので、やる必要はない。 ●その他留意点 ◆日本人は単独犯が多いが、外国人は見張り役、作業班、車両班など複数犯が多い。 ◆夏はどうしても暑さ対策で、窓(高窓、天窓など)を開放することが多く、忍び込み込みが増える。 ◆隣近所のプライベートはみだりに伝えない。 ◆1ドア2ロック、ショックセンサー、センサーライト、窓に補助錠などの備えが必要。量販店で防犯グッズは安く買える時代、入ることをあきらめさせる工夫をする。 |
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B防犯協会からのコメント「栄区における防犯対策について」 栄防犯協会会長 戸原 勇雄氏
![]() ◆犯罪は、警察や区役所の力だけでは防げません。“守るのは自分での意識”と “住民同士の助け合い、団結”がが必要です。 「鍵掛けて、 お隣さんに声掛けて」 |
◆ワンワンパトロール(散歩を兼ね、犬と一緒に見回る)などの見回りの取り組みが実施され、効果を上げている。 ◆消防団のパトロールでは、燃えやすいものが玄関先などにないかどうかのチェックを意識して実施している。 ◆今後、防犯協会の取り組みとして、区役所・警察・社協・ボランティア団体とともに、防犯についての話し合いを行って行きたい。 |
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Cグループ討議