5つの自治会から、<防災対策><地域の連携><子育て支援>に関して、取り組みの事例発表が有った。
◆湘南桂台自治会(城戸氏)の、<防災対策の取り組み>
組織を上手く作っても、理事や班長が1年間で交替してしまい継続性を担保する事が難しい。防災ライセンス取得者や家庭防災委員などを新しい防災組織に組み込む事で改善する。緊急時にも通話可能なの通信手段を導入する。シニアクラブは高齢者の把握に力を注ぐ。グループ桂台は災害時の実働部隊となる準備を進める。
◆公田団地桂台自治会(大野氏)の、<地域住民の自主災害対策組織の視点>
役員の任期が1年なのが問題で、防災組織だけは任期をダブらせる工夫を入れ1年半を任期とした。災害時には災害対策本部を設置し、全ての自治会権限を委譲し執行の責任を災害対策本部が負うものと定めた。
◆桂台団地自治会(狩野氏)の、<高齢者見守りグループについて>
見守りグループは自然発生的にできた。電話や自宅訪問の方法で見守っている。シニアクラブ(美のり会)は活発で、メンバーの状況が常時把握できる。参加しない人に対して、さりげなく見守るという視点を持つ。今後この活動を災害要援護者支援システムに拡大していく事を検討している。
◆グリーンテラス本郷台自治会(徳野氏)の、<「おやじの会」活動紹介>

会のスローガンは「子どもたちの故郷づくり」組織の規約はないが一旦始めた企画は全て継続している。幼児、小学生の組織があり、盛りだくさんの楽しめる企画を立てている。皆が喜んでくれる企画を行いながら楽しく手作り実践している事が成果につながっている。
◆湘南ハイツこどもプロジェクト(菊地氏)の、<「こどもプロジェクト」の活動>
湘南ハイツおよび近隣の小中学生の健全な育成を目的に6年間活動を続けている。1月餅つき大会、1月落ち葉拾い、7月キャンプ、10月文化祭屋外イベント協力、3月記念植樹。PJメンバーは10名と少ないが、意志のある仲間が集えば継続できる。