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日 程 表 |
日時 | 内容 | 講師 |
平成21年 2月18日 | [公開講座] 「女の活路、男の末路!」 ●今老いを語るもう一つのキーワード「女と男」 ●男性シニアへ温かいエールを | お茶の水女子大学名誉教授 シニア社会学会 会長 袖井孝子氏 |
2月19日 | 「介護保険の利用の勘所をわかりやすく!」 〜どうしますか 介護が必要になった時〜 ●栄区の介護保険サービス | 栄区役所サービス課 介護保険担当係長 近藤二郎氏 |
2月25日 | 「桂台地域ケアプラザってどんなところ!」 〜ケアプラザ利用なんでも百科〜 ●デイケアサービスの一日 |
桂台地域ケアプラザ職員 勝呂 朋子氏 |
2月27日 | 「老後の快適ライフスタイルを求めて!」 〜おすすめ施設を豊富な事例とともに徹底紹介〜 ●現役ヘルパーが教える老後の知恵●あなたは「ひとり」で最期まで生きられますか? |
藤沢市NPO法人シニア住まい塾 相談員 栗原 道子氏 |
3月04日 | 「住み慣れた家や地域で健やかに共に老いる!」 〜地域の介護体験者と話そう介護のいろいろ〜 ●地域の中で助け合ってくらす
| 地域の介護体験者 包括支援センター職員 |
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第1回 2月18日 | [公開講座] 「女の活路、男の末路!」 〜老いの時代を生き抜く力〜 | お茶の水女子大学名誉教授 シニア社会学会 会長 袖井孝子氏 |
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第2回 2月19日 | ●介護保険の利用の勘所をわかりやすく | 栄区役所サービス課 介護保険担当係長 近堂 二郎氏 |
![]() 介護保険を利用する場合、介護認定を受けなければなりません。申請は区役所、地域ケアプラザで受け付けています。介護認定されると、要介護度によって利用できるサービスの内容や利用限度額が変わります。詳しくは「総合案内パンフレット」で確認して下さい。 介護認定されなかった場合はサービスは受けられませんが、現在の健康を維持・向上するための「介護予防事業」などの利用が可能です。まずは、地域ケアプラザ(包括支援センター)で相談してみましょう。(本田 桂子) | ||
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当日のテキスト(いずれも区役所にあります) |
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第3回 2月25日 | 「桂台地域ケアプラザってどんなところ!」 | 桂台地域ケアプラザ職員 ケアマネージャ 勝呂朋子、八巻佳奈子 | ||||||||||||||||||
![]() 市内を車で移動すれば各所でケアプラザの看板を掲げる立派な建物が目に入るが、横浜が誇るこの福祉施設が担う役割は一体、何なのだろう。勝呂朋子主任ケアマネージャーより具体的な説明が行われた。
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休憩をはさんで、講座の後半は桂台地域ケアプラザでのデイサービスの一日の流れについて、佐藤雄哉・川田智子デイサービス各相談員よりビデオ映像による紹介があった。
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第4回 2月27日 | 「老後の快適ライフスタイルを求めて!」 | 藤沢市NPO法人シニア住まい塾 相談員 栗原 道子氏 |
![]() 現役ヘルパーで藤沢市NPO法人 シニア住まい塾相談員の栗原道子さんを講師にお迎えして、おすすめ施設を豊富な事例とともに徹底紹介していただいた。 2月27日の寒空のなか、桂台地域ケアプラザ2階会場は男性7人、女性32人の熱心な方々39人が真剣な眼差しで話に聞き入っていました。参加者の多くはそろそろ自身の老後を考える時期にさしかかった方々とお見受けしましたが、なかには高齢者を抱えて施設選びのヒントを得たいと参加された比較的若い方々も参加しておられました。 ![]() ![]() ![]() 今回の参加者は女性が圧倒的に多く、男性はまばらでしたが、この点について「男性は女房が面倒を見てくれる・・・・と思い込んでいるから」だといっていました。老人ホームを見にきたあるご夫婦は別々の部屋、それも隣の部屋はイヤ。できればフロアーも違う部屋にしてほしい、とその妻がいっていたとか。老人ホームに入ってまで亭主の面倒を見るのは勘弁してほしいという笑えない話も紹介されました。 |
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第5回 3月04日 | 「住み慣れた家や地域で健やかに共に老いる!」 | 地域の介護体験者 包括支援センター職員 |
![]() 冒頭、多次さんから栄区の高齢者の実態、介護認定を受けていても全員がサービスを受けているわけではなく、不自由を抱えながらも生活をしているのではないか、介護保険制度は万能ではなく、身内の方が足らない部分を補いながら暮らしていることが推察されるという話がありました。 その実例として紹介された佐藤さんの体験談は超老々介護の現実を伝えてくれました。現在94歳の佐藤さんは長年、奥様の介護をされてきました。入院中の奥様は現在92歳で要介護5。当初は在宅介護をしていたそうで、慣れない家事に困り果てた末、ケアプラザに相談、ヘルパー派遣、訪問看護師、それから電動ベッドのレンタルと、介護保険サービスを受けるようになったということです。今一番後悔しているのは、胃ろうの処置をしたこと。老々介護で、栄養不足を心配した医者のすすめでもあったけれど、看護士か家族にその処置を限定される胃ろうは、人材不足のせいか、近くに施設があっても思うように受け入れてくれない。また口から食事をしなくなって口数がすくなくなり、話がろくにできなくなったと佐藤さんは口惜しそうでした。今は手足の硬直もあり、病院に行くたびにマッサージして帰ってくるが腰を痛めてしまったと語る佐藤さん。家に帰りたいと訴える妻を「最後は在宅で看取りたい」が、日中しっかりした人がいないと自宅介護は無理なので、これからどうしようかと考えているところだそうです。 ティータイムをはさんで、多次さんから今回の介護者教室のまとめをしていただきました。
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